Airbnb、EUが消費者保護で料金表示の改善要求 対応が不十分な場合は強制処置も

欧州連合(EU)は7月16日、民泊仲介サイト世界大手のAirbnb(エアービーアンドビー)に対し、8月末までに不明瞭な料金表示と利用規約について改善を行うよう求めたことを明らかにした。

「旅行をオンライン予約する消費者は増加の一途をたどっており、たくさんの新たな機会が享受されてきた。だが、人気があるからといってEUの消費者規制を無視していいわけではない」とEU委員会消費者担当のVera Jourova氏は声明で言及。

「消費者がサービス内容と金額を容易に理解できることが不可欠だ。Airbnbが迅速に解決策を見出すことに期待する」と述べた。

Airbnbでは、宿泊料金に加えて清掃費用がかかる場合があるほか、宿泊人数によって追加料金が発生する場合も。さらに宿泊料金と清掃料金または追加人数に伴う料金の予約料金小計に対して0~20%のゲストサービス料がかかる。

清掃費用はこれまでのオンライン旅行サイトでは清掃料金も含めて宿泊料金とするのが一般的で、初めてAirbnbを利用した人の中には清掃料金の存在をあまりよく理解しないまま予約してしまう可能性もあった。

Airbnb広報はEUの改善要求についてTHE VERGEの取材に対し「我々はこの点を真摯にとらえており、コミュニティにとってできる限り可視化するよう努めている。

リスティングの予約を確定する前には、ゲストにサービス料や税金を含む代金が明示されているが、指摘された課題点をはっきりさせるためにも当局に協力したい」とコメントした。

なおEUの声明では「必要ならば9月に委員会と消費者機関がAirbnbとの会合を設け問題点の解決に当たるとし、同社からの提案が不十分と見なされれば、強制措置に踏み切る可能性もある」としている。

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