ホテル名称に「東京」を入れる名称変更相次ぐ インバウンド対策を意識か

東京オリンピックに向けて訪日外国人が急増していることを受けて、都市部を中心に客室改装を伴うリニューアル工事が相次いでいるが、ホテルの名称に「東京」などの地名を入れるホテルブランドの名称変更が相次いでいる。

新橋駅近くに位置する「ザ ロイヤルパークホテル 汐留」は、運営会社合併に伴い2018年4月1日に「ザ ロイヤルパークホテル 東京汐留」に名称変更。「ザ ロイヤルパークホテル 羽田」も「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」へと名称変更した。

星野リゾートが「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」をコンセプトに提供する「OMO(おも)」ブランドの「OMO5 大塚」は2017年12月に「OMO5 東京大塚」へ名称変更を行った。

また、目黒にある「目黒雅叙園」は客室計60室をリノベーションしたことにあわせ2017年4月に「ホテル雅叙園東京」にリブランディング。

お台場にあった「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」はオークラ ニッコー ホテルマネジメントの傘下入りしたことに伴い、2016年7月に「グランドニッコー東京 台場」に名称変更している。

 

▼ホテル名称に「東京」を入れるリブランディングを行ったホテル

変更日旧名称新名称
2016年7月ホテル グランパシフィック LE DAIBAグランドニッコー東京 台場
2017年4月目黒雅叙園ホテル雅叙園東京
2017年12月OMO5 大塚OMO5 東京大塚
2018年4月ザ ロイヤルパークホテル 汐留ザ ロイヤルパークホテル 東京汐留
2018年4月ザ ロイヤルパークホテル 羽田ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田

 

各ホテルの旧名称についていた「汐留」や「大塚」「目黒」「台場」などの名称は東京在住者であればその位置関係を理解することができるが、訪日外国人からみれば、これらのホテルが東京にあるのかさえもわからない。

ホテルの名称に「東京」を入れるリブランディングを行うことで、訪日外国人からみても東京のホテルであることをわかりやすくする狙いがあるとみられる。

観光庁は2018年に日本を訪れた訪日外国人数が、4月25日の時点で過去最速の累計1,000万人を突破したことを発表しており、2018年の訪日外国人数は過去最高の3,000万人突破を見込む。インバウンド対策を意識して同様のリブランディングが増える可能性は高いと言えるだろう。

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