日本で暮らしているとあまり感じませんが、日本を訪れる訪日外国人が非常に困ると感じていることが、無料公衆無線LANサービスです。
日本の場合、有料契約をすれば利用できるWi-Fiは多くありますが、訪日外国人が無料で利用できるWi-Fi環境がほとんど整っていなのです。
2014年12月1日より、都営地下鉄と東京メトロの143駅で新しい無料Wi-Fiサービスが開始され、以前よりは利便性は向上したものの、まだ無料で利用できるWi-Fiは非常に限られています。
そんな日本を訪れる外国人にとって喜ばれるのが、ポータブルWi-Fiの貸出サービスを受けられるAirbnbのお部屋です。
今まで(ホテルでの宿泊)の場合は、日本を訪れる旅行者は短期で利用できるSimカードを電気店で買って端末に差し込んで利用したり、空港でポータブルWi-Fiレンタルサービスを契約してインターネットをするしかありませんでした。
しかし、AirbnbでポータブルWi-Fi付きのお部屋をゲストが予約することで、面倒な手続きなしで簡単にポータブルWi-Fiを利用しインターネットができるのでとても喜ばれます。
というわけで、Wi-Fi付きのお部屋であるかどうかを宿泊先選びの選定基準とするゲストも少なくありません。
盗まれるんじゃないの?
Airbnbでお部屋を貸し出す場合、部屋に光回線をひくよりは、ポータブルWi-Fiを一つ用意しておいたほうが非常に喜ばれるということはわかっていただけたと思います。
ただ、ここで多くの方が不安に思うのが、ポータブルWi-Fi盗まれちゃうんじゃないの?紛失されたらどうするの?こういった疑問だと思います。
ポータブルWi-Fiが盗まれるかどうかについてですが、過去300人の宿泊実績から言うと、一度もありません。
まずこのポータブルWi-Fiは日本でしか利用できません。おもにAirbnbで宿泊するゲストは旅行者ですから本国に戻ってしまえば使えません。そのようなこともあってほぼ盗まれることはないと考えて大丈夫です。
そもそもAirbnbは部屋を借りる人と貸す人がお互いに評価しあいます。悪いことをすればすぐに評価が悪くなるので、悪いことを考える人はほとんどいないのです。
紛失されたらどうするの?
ポータブルWi-Fiが盗まれることはありません。しかし紛失する可能性は十分に考えられます。
管理物件でも1回だけありました。この場合はゲスト側に過失があるので、Airbnbの問題解決センターから保証金による損害賠償請求を行いポータブルWi-Fiの費用を請求することが可能です。
問題解決センターを利用してホストとゲストが直接話し合うと、問題のほとんどは解決することが多いようです。
実際に、弊社管理物件で起きた問題もAirbnbの介入をまたず、問題解決センター上で話し合うだけで解決しました。