アパホテル、ホテル毎に特別衛生検査官を配置 アパ公式アプリで「事前チェックイン」を促進へ

ビジネスホテルチェーン大手のアパホテルは、、新型コロナウイルス感染拡大の防止を目的として、「接触感染、飛沫感染対策を強化した衛生基準を策定」し、最先端のITの導入などを含めた対策を実施していくと発表した。

実施にあたり、5 月 14 日全国に特別衛生検査官を配置し、社内に「衛生検査組織」を新たに発足。ホテル毎に特別衛生検査官を配置することで、より実践的な衛生維持管理を行っていくという。

アパホテルの衛生基準の強化としては、従業員に対して出勤時のうがい・手洗い、薬剤を使用した消毒、マスクの装着など基本的な対策を徹底。

ホテル入り口・フロントカウンター、レストラン入り口等にはお客様の使用できる消毒液を設置するとともに、共用部、客室内については複数の人が手を触れる場所を中心に除菌の頻度を上げる。

また、同社では、最先端の IT の導入促進も強化。電子決済にも対応する自動チェックイン機によりスピーディなチェックインを促進するとともに、アパホテル公式アプリ「アパアプリ」で提供する事前チェックインサービス「アプリチェックインプラス」の利用を促す。

 

アパアプリなら宿泊客自身が部屋を選ぶことが可能

「アパアプリ」は、国内 100 万ダウンロードを突破したスマートフォン専用アプリで、事前にチェックイン手続きを行うことで、泊まる部屋の選択を宿泊客自身が行うことができる「部屋選択機能」を提供している。

宿泊客は、チェックイン時間の前から事前にアパアプリから事前にチェックインを行うと、あとはフロントでQRコードを提示してルームキーを受け取るだけ。専用チェックインレーンがあるホテルもあり、すぐにチェックインを済ませることができるのが特徴だ。

さらに、事前チェックイン時には、宿泊先のホテルのフロア図から宿泊したい「階数」と「部屋番号」を宿泊客自身が選ぶことができる。

アパホテルでは、特別衛生検査官の配置とともにアパアプリを核にしたITサービスを導入することにより、新型コロナウイルス感染拡大を防止し、安心・安全な滞在を提供していくようだ。

事前チェックインサービス 部屋選択機能



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