【特集】Googleからホテルを直接予約「Book on Google」に垣間見えるホテル検索の未来

米検索エンジン大手のGoogle(グーグル)が一部で提供するGoogleホテル直接予約の「Book  on Google(BoG)」をご存知だろうか?

「Book  on Google」とは、名前の通りGoogleからOTAやホテル公式サイトなどへリダイレクトせず、Google上で支払いを含むホテル予約をすべて完了できるサービスだ。しかし、このようなサービスは聞いたことはないという人も少ないだろう。

それもそのはずで、2018年11月現在日本国内で本サービスは提供されておらずアメリカ及びイギリスに限定して公開されているため。

今現在は一部地域に限定されているサービスとなるが、今後日本国内でも利用できる可能性はあり場合によってはこれまでのGoogleからのホテル予約体験を根底から変える可能性すらある。

そこで今回は、アメリカとイギリスで先行公開されている「Book on Google」を体験しながら、Googleが考えるホテルの未来を垣間見る。

 

Googleから直接予約の「Book on Google」とは

「Book  on Google」とは、Googleの検索結果やGoogle MapなどGoogleのプラットフォーム上でホテル予約を完結させるサービス。別の宿泊予約サイトや公式ホテルサイトへのリダイレクトがなくシームレスにホテル予約が完了するのが特長だ。

Googleでホテルに関する検索を行った際に表示される検索結果に自社のホテルの情報を表示させる広告「Google Hotel Ad」(Google ホテル広告)で提供されるサービスの一つ。

「Book  on Google」はすべてのホテルの予約には対応しておらず、一部の対応済みの公式ホテルサイトやOTAのみで利用可能。例えば「New York Hotel」などの検索ワードで検索し、「View 1,000 hotels」から詳細のホテルページに遷移することで体験することができる※。

※日本国内からは「Book on Google」のサービスを体験することはできない。しかし、Googleの地域設定をアメリカにし言語設定を英語に変更することで一部表示確認を行うことはできる。

なお、「Book on Google」をアクティベートしていないホテルの場合、遷移先となるのはGoogle上での予約画面ではなく、ホテル公式サイト等の詳細ページとなり、そこからホテルの予約を行うことができる。

 

「客室予約モジュール」で部屋タイプの表示も可能に

Googleは、Google ホテル広告に新しく「客室予約モジュール」(Room Booking Module 略:RBM)を追加。OTAのようにシングルルーム、ダブルルームのように各客室ごとの詳細をGoogleの検索結果画面に表示させることも可能に。

これまで、Google ホテル広告でGoogleの検索結果に表示できたのは、ホテル名称やホテルの写真まで。客室予約モジュールを利用することでこれまで以上にホテルの魅力をGoogleユーザーに伝えることができるようになった。

客室予約モジュールを導入しているホテルでは、宿泊期間と宿泊日を事前に選択しておくことで、Googleの検索結果から直接宿泊予約ができるように。宿泊予約はすべてGoogleのプラットフォーム上で完結するため、OTAや公式ホテルサイトにリダイレクトされることはない。

 

ホテル軒数世界2位のチョイスホテル、「Book on Google」に参画

「コンフォートホテル」などのブランドで知られるチョイスホテルズ・インターナショナルは2018年11月に「Book on Google」に参加すること明らかにした。

アメリカのメリーランド州に本社を置くチョイスホテルズインターナショナルは、世界35ヵ国に6,300軒以上のホテルを構え、ホテル軒数は世界第2位のホテルフランチャイズチェーン。 同社ではコンフォート、クオリティをはじめとする10のホテルブランドを展開している。

世界大手ホテルチェーンが「Book on Google」へ参画を行ったことで同規模のホテルチェーンによる追随も考えられ、「Book on Google」による利便性がさらに高まることで、利用者が増える可能性がある。

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