Booking.comアプリからタクシー配車サービス Grab を利用可能に 宿泊予約サイトの枠を超えて「タビナカ」強化

世界最大級の宿泊予約サイトのBooking.com(ブッキングドットコム)はこのほど、配車アプリのGrab(グラブ)と提携し、配車サービスの提供をシンガポールで開始した。今後順次、東南アジア諸国でサービスを開始する予定で、旅行者は Booking.com のアプリでホテル予約から配車予約とその支払いまでできるようになる。

Grabは、シンガポールに本社を構える東南アジア最大の配車サービス。2012年にマレーシアのクアラルンプールでサービスの提供したあとに、Grab Taxi(グラブタクシー)として、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイなど東南アジアを中心に8カ国 336 都市でサービスを展開している。

アプリ配車サービスとしては、Uber Technologies(ウーバー・テクノロジーズ)が運営するUber(ウーバー)が有名であるが、東南アジアにおいては、Grabがシェアを握る。

従来、旅行先の国で配車サービスを利用する場合、専用の配車サービスをダウンロードする必要があったが、今回の発表により Booking.com の利用ユーザーは、ホテルを予約したアプリからGrabのタクシーを配車できる。また支払い方法は自国の通貨での決済にも対応し利便性を高めた。

Booking.com アプリから配車を可能にする今回の取り組みは、シンガポールでは10月下旬からスタートし、年内にはインドネシアとタイで、2020年初めまでにはカンボジアやマレーシア、ミャンマー、ベトナム、フィリピンでの開始を予定する。

 

Booking.comとGrabは2018年に戦略的提携を発表

2018年10月に Booking.com を展開するBooking Holdings(ブッキングホールディングス)は、Grab と戦略的パートナーシップを締結し、約224億円(2億ドル)の出資を実行している。2019年5月には、GrabのアプリからBooking.com や Agoda が提供するホテルの宿泊予約をできるように機能改修を行っている。

Booking.com トランスポート部門のBryan Batista(ブライアン・バチスタ)氏によると、「GrabとBooking.comは東南アジアの旅行者向けに今後もさらに多くの商品の試験運用や開発を続ける計画」と述べた。

Booking.com 報道発表資料より



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