2020年 開催日程の変更及び中止が決定した全国の花火大会　東京オリンピック・新型コロナの影響響く

2020 年は、東京オリンピックが開催される予定で警備員の確保が困難になることが予想されることから、多くの花火大会が 5 ～ 6月への前倒しや 10 月以降への後ろ倒しが決まっていた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大や政府による緊急事態宣言を受けて、前倒しでの開催が予定されていた 2020 年の花火大会が徐々に中止へと追い込まれている。

20,000 発の花火で 100 万人近い人が訪れる国内最大級の花火大会「隅田川花火大会」は例年７月最終土曜日に開催されているが、2020年は東京オリンピックの影響を考慮し、7 月 11 日（土）を開催候補日としていたが、新型コロナウイルスの影響で 2020 年の開催は中止となった。

また、約 90 万人を動員する江戸川花火大会は、東京オリンピックの影響で、2020 年 5 月 23 日での開催を予定していたが、新型コロナウイルスによる影響が拡大していることを受けて、10 月 24 日に順延となっている。

新型コロナウイルスの影響は未だ収まっておらず、まだ開催が決定している花火大会についても順次、取りやめとなる可能性は高い。

また、東京オリンピックも新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、 2021 年夏での開催に変更となっており、2021 年の花火大会も例年の開催日とは異なり、5 ～ 6 月への前倒しや 10 月以降への後ろ倒しでの開催になると見られている。