GoToトラベル、県内旅行限定等の「段階的再開」検討 大阪等6府県は月末に宣言解除で調整

政府は、10 都道府県で発令している緊急事態宣言について 26 日の新型コロナウイルス対策本部で、大阪など 6 府県に限定して 2 月末で解除すると表明した。残りの 1 都 3 県については継続し、解除の可否を再検討する。

12 月 28 日から全国で停止している GoToトラベルについて宣言が解除された場合、すぐに再開はせず新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、県内旅行限定等の「段階的再開」等の検討も進める。

新型コロナウイルスの感染が収束している全国の都道府県では、GoToトラベル再開を待たず自体独自の宿泊割引キャンペーンやプレミアム宿泊券等が相次いで再開。

Airstair の調べでは少なくとも 21 県で、県独自の割引キャンペーンの実施または再開に向けた準備段階に入っている。いずれのキャンペーンも新型コロナウイルスの感染を抑える観点から、県民による県内旅行での宿泊割引が多い。

FNNプライムオンラインによると、GoToトラベル再開から当面の間、少人数での県内旅行を割引対象とする案などの「段階的再開」案が検討されている。県独自の割引キャンペーンが半数近い県で再開している点を鑑みれば、有力案となる可能性もある。

緊急事態宣言については、大阪、兵庫、京都、愛知、福岡、岐阜の 6 府県で 2 月末に解除するほか、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の 1 都 3 県については、3 月 7 日で宣言を解除するかどうか検討が実施される。



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