Airbnbでゲストから予約が入った場合、ホストは「事前承認」または「却下」のいずれかを24時間以内に選択することになります。
ゲストからの問い合わせに対して、なんでもかんでも「事前承認」をしてはいませんか?
Airbnbでは基本的にはトラブルは起こりませんが、もちろん100%ではありません(100%であってほしいですが・・・)。
ホストはゲストが信頼できるかどうかを判断し「事前承認」と「却下」を使い分ける必要があると言えます。
今回は、トラブルを極力減らす「事前承認」のコツをご紹介します。
1.レーティングの確認
Airbnbは、ゲストとホストの双方がお互いに評価しあうレーティング制度が導入されています。ホストはゲストから問い合わせがあった場合、必ずゲストの評価を確認するという習慣を付けましょう。
過去の評価であまり良くないことが書かれていた場合は、事前承認は行わず「却下」を選択するようにしましょう。
2.宿泊合計額を確認
問題は、急成長するAirbnbならではかもしれませんが、過去に1個も評価がないゲストからの問い合わせも多数寄せられる点です。
その場合、このレーティングの確認はできません。その場合は、宿泊合計額を確認するようしましょう。
宿泊合計額が、2万円以上であればレビューがゼロのゲストでも事前承認してもよいでしょう。宿泊合計額が高ければ高いほど安全である可能性が高まります。
2万円以上の金額を支払って、わざわざ悪いことをしにくることは考えにくいからです。
「ID認証」を求めるのはハードルが高い
Airbnbでは、「パスポート認証」でアカウント自体の信用度高めることができます。ホストは、アカウント自体の信用度を高めるためにもパスポート認証はぜひしていただきたいと思います。
Airbnbでは、ゲストに対して「ID認証」を必須で求めることができる機能が提供されています。(図参照)
「ゲストに認証要求する」にチェックすると、すべてのゲストに対してパスポートなどの政府発行の身分証明書による認証を必須にすることができます。
こちらにチェックを入れているホストの方々もいらっしゃいますが、記事執筆時点(2016年1月)では、ゲストで「ID認証」を行っているゲストはまだまだ数が少なく、予約率が落ちる可能性がある点はご留意ください。
ゼロレビューのゲストの対応
Airbnbは今まさに急激に成長しているサービスであることから、「初めてAirbnbを利用します」というゲストも少なくなりません。
新規ゲストはもちろんレビューはありません。今回は、このような新規ゲストから問い合わせがきた場合の見分けかたをご紹介します。
質の高いゲストを見分ける方法の1つとして「レーティングの確認」を挙げましたが、新規ユーザーではこの方法はとれません。そこで「宿泊合計金額」を確認しつつ、メッセージのやりとりの中でゲストの良し悪しを判断していく必要があります。
・リスティングページに書いてあることに関して怒涛の質問攻め
「エレベーターはありますか」「テレビはありますか」「洗濯機はありますか」など書いてあることを大量に質問してくるゲストがいます。3個程度あれば問題ないですが、何回も大量に質問をしてくるゲストは避けたほうが無難です。コンシェルジュのような対応品質を求めている場合があり、部屋は綺麗に使ってくれてもレビューを悪くされる可能性が高くなります。