韓国、団体旅行の「海外往来」を 7 月解禁へ 新型コロナウイルスワクチンの接種完了で

韓国政府は 6 月 9 日、国内の新型コロナウイルスワクチン接種率の向上に伴い、防疫上信頼のある国・地域との間で、隔離無しの団体旅行を認める方針を発表した。

「防疫上信頼のある国・地域」として名前が挙がっているのは、シンガポール、台湾、タイ、グアム、サイパンなどで、韓国政府は、旅行安全圏域(トラベルバブル)の合意に向けた打診を行ったと明らかにした。

韓国の新型コロナウイルスワクチン接種率は、 6 月 9 日午前 0 時時点で人口の 4.5% にあたる約 233 万人が 2 回目の接種を完了している。

トラベルバブルが合意に至った場合、新型コロナワクチン接種者の団体旅行に限り、人数を一部制限して特定の国・地域との相互往来を再開。利用する航空便は、韓国または相手国・地域の航空便の利用に限るといった制限を設ける予定としている。

韓国の金富謙首相は、「海外旅行の再開を望む国民は多く、早ければ7月から団体旅行を認めたい」と述べ、海外往来再開に意欲を見せた。



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