大阪府の吉村洋文知事は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、軽症者の療養にホテルなどの宿泊施設を活用すると発表し、受け入れ可能な宿泊施設の一般募集を行っていたが、約 21,000 室の応募があったことを明らかにした。
大阪府によると、98 事業者から 202 施設、約 21,000 室にものぼる応募数があったという。客室規模別の内訳では、100 室以上が 93 施設、約 16,000 室、100 室未満は 109 施設、約 5,000 室だった。
大阪府内では新型コロナウイルス感染者が増加しており、感染者の急増による医療崩壊を防ぐため、感染拡大に備えた医療提供体制・療養体制の整備が喫緊の課題となっており、「より多く」かつ「より早く」客室を提供できる事業者による協力を要請していた。
対象ホテルとなった場合、国の「新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養マニュアル」に準拠して運営する必要がある。
本マニュアルでは、安心・安全な療養環境を実現することを目的として、宿泊施設を運営するスタッフの作業手順や感染管理の留意点を示すとともに、軽症者に対する注意喚起事項などを具体的に示す。
応募期間は、4 月 7 日(火)までで、「shukuhaku@gbox.pref.osaka.lg.jp」宛てに、事業者名や提供可能な宿泊施設の所在地、提供可能開始時期などの必要事項を入力することで応募することができた。
軽症者の受け入れ可能なホテルの応募方法
新型コロナウイルス軽症者等の宿泊療養にかかる宿泊施設の募集について 詳細
居室の確保 | 府内の宿泊施設で、1棟単位(100室以上)で協力できること(※複数棟も可) |
応募期間 | 2020 年 4 月 7 日(火)まで |
借上料 | 調整中 |
応募方法 | 次のメールアドレスに以下の内容を記載の上、送付してください。(様式自由) shukuhaku@gbox.pref.osaka.lg.jp 1.事業者名、担当者名、連絡先(電話・メールアドレス) 2.提供可能な宿泊施設の所在地、棟数、客室数 3.提供可能開始時期 4.その他(質問、提供に当たっての留意点等) |
その他 | 「より多く」かつ「より早く」客室の提供が可能な事業者から協力を要請 |
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