警備会社大手のセコム株式会社は11月18日、これから「民泊」をはじめるオーナーや管理会社の事業開始前の支援を行う「セコムあんしん民泊パッケージ」を販売開始することを発表した。

先日、新語・流行語大賞にノミネートされるなど日本でも盛り上がりを見せている「民泊」だが、その一方で民泊を行う住居などには不特定多数の旅行者が出入りするため、予め自動火災報知設備の設置などの消防対応や、セキュリティ対策、リフォーム対応などが欠かせない。

「セコムあんしん民泊パッケージ」をではセコムグループの「安全・安心」に関わる幅広いサービスメニューの強みを最大限に生かし、セキュリティだけでなく消防対応、損害保険の付保、リフォームなど、民泊を始めるために必要なあらゆる対応をセコムがワンストップで対応し、スムーズな事業開始をサポートするという。

「セコムあんしん民泊パッケージ」
(1)消防対応
(2)セキュリティ
(3)万一の急病のAED、万一の地震の防災備蓄品
(4)火災保険のセキュリティ割引
(5)リフォーム

今年5月に同社は民泊向けの見守り・管理サービスに参入意向を公表しており、「宿泊施設の不足を軽減する『民泊』という新しいビジネスの開業を支援し、日本が経済・文化の両面において一層の発展を遂げることができるよう尽力していきます」と述べている。

同様に綜合警備保障(ALSOK)も5月より民泊向けのサービスをはじめており、このように大手警備会社の提供する民泊サービスは、不安視されるセキュリティ面をカバーする強い味方となるだろう。

《関連サイト》
「セコムあんしん民泊パッケージ」を販売開始

 



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