世界最大の民泊仲介サイトを運営するAirbnbは、「日本における短期賃貸に関する活動レポート」を発表し2016年のAirbnbによる日本経済の押し上げ効果が9,200億円になったと伝えた。
Airbnb Japan株式会社 公共政策担当部長である山本氏によると「2016年のAirbnbコミュニティによる経済活動は、4,061億円にのぼり、2015年の2,363億円と比較して1.7倍」になっているという。
Airbnbの利用者数はインバウンドを中心に広がっており、2016年はすでに370万人を超える訪日外国人がAirbnbのリスティングに宿泊。2015年の137万人と比較すると2.7倍となった。訪日ゲスト国別の内訳では第1位は韓国で、2位は中国、3位はアメリカであった。
Airbnbでの宿泊利用率の高い都道府県では、第1位は大阪府、2位東京都、3位福岡県がランクインした。
民泊のデータ解析を手がけるメトロエンジン株式会社のメトロデータによるとAirbnbに掲載されている物件数も宿泊需要の高まり同様に2倍近く増えており、ゲストとホストの双方の利用が増えていることがわかる。
また日本の標準的なAirbnbホストのホスティングによる年間収入
Airbnbの今後について山本氏は、「Airbnbのリスティングは、