ビジネスホテルチェーン大手のアパグループは、5 月 10 日から 6 月 30 日までの間、新型コロナウイルスに負けるなキャンペーンとして、全国全店のアパホテルでシングル 1 泊 1 室 2,500 円の特別料金から販売することを発表した。
アパ直（アパホテル公式サイト・アパアプリ）からの予約であれば、曜日関係なく６月末までのキャンペーン期間中、シングル 1 泊 1 室 2,500 円で宿泊できる。なお、オンライン予約サイト経由での予約は対象外。
本キャンペーンの対象ホテルは、政府の要請を受けて新型コロナウイルス軽症者の受け入れ等を行なっているホテルを除き、アパホテルの全店が対象になることから、新宿や六本木、渋谷など都市部のアパホテルでも 1 泊 1 室 2,500 円で宿泊できる。
また、アパホテルの最上級プライドシリーズである「アパホテルプライド」の第一弾として 2019 年から展開しているアパホテルプライド〈国会議事堂前〉も、アパ直からであれば、１泊１室 2,500 円～にて宿泊できる。
アパホテルでは、アパホテル＆リゾート〈横浜ベイタワー〉（神奈川県）、アパホテル〈さいたま新都心駅北〉（埼玉県）など全国 8 つのホテルで、新型コロナウイルス無症状者及び軽症者の受入れを一棟借り上げ方式で実施している。
本プランについて、同社は「テレワークでのご利用や長時間通勤によるリスクの軽減等、幅広い用途にご活用ください」としている。
銀座・新宿でも、１カ月 75,000 円でホテル暮らし可能に
アパホテルは、新宿や六本木、銀座、渋谷などの都市部の駅近にホテルがあり、これらのホテルも「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーン」の対象となることから、１カ月 75,000 円程度でホテル暮らしが実現できることになる。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府は緊急事態宣言を発令し不要不急な外出を控えるよう要請しているが、職種や業務内容によっては通勤しなければならない人も一定いる。そのような人は、本プランにより通勤時の感染リスクを抑えることができる。
2020 年 3 月 31 日現在、全国で 544 ホテルで全 79,131 室を提供する国内大手ビジネスホテルが、東京、大阪なども含めた全国で開始した本プランは、全国各地の宿泊価格へ影響を与えるのではと危惧する声も挙がっている。
