ビジネスホテルチェーンの以下、アパホテルは、衛生的かつ迅速に客室の予約やチェックイン、チェックアウトを実現する「アパトリプルワンシステム」の本格導入を開始したと発表した。5 月末までに全グループホテルへの導入を予定する。
アパトリプルワンシステムは、宿泊利用者の予約とチェックイン、チェックアウトにおいて「非接触」「待たない」「並ばない」を実現するアパホテル独自のデジタルトランスフォーメーション(DX)。同社の公式アプリ「アパアプリ」を介して、迅速な予約やチェックインなどを可能にしている。
「1ステップ予約」はアプリ限定のサービスで、ユーザーがお気に入り登録したホテルを予約する場合、ページ遷移することなく1つのフォーマットへの入力のみ※で予約を完了できる。※お気に入り登録していないホテルを予約する場合は、予約完了までに3ステップが必要。
「1秒チェックイン」はアプリで事前オンライン決済し、客室選択を済ませておくと、宿泊当日はアプリチェックイン専用機にアプリ会員証の QRコードを読み込ませるだけ※でチェックインが完了し、ルームキーが発行される。※自治体の施行条例によっては、ホテルスタッフによる予約確認が必要となる場合もある
また、宿泊を終える際は追加精算がなければ、「エクスプレスチェックアウトポスト」にルームキーを投函すると同時にチェックアウト処理が行われ、「1秒チェックアウト」が完了する。
アパホテルは非接触対応のアプリチェックイン専用機を 2020 年 6 月からグループホテルに順次導入し始め、今年 3 月末までに 150 ホテルで導入を完了。
同社は日本NCRビジネスソリューション株式会社と新型専用機を共同開発しており、5月末までに全グループホテルへの導入を予定しているという。