宿泊予約をいつすれば最も安く予約できるかについて、オンライン旅行サイト大手のExpedia(エクスペディア)は、米国人を対象に行った調査結果を公表し、旅行代金を節約できる予約タイミングを明らかにした。
ホテルの予約を行う場合、旅行の約1週間前まで待てば、宿泊代金を15%以上節約することが可能。前もって予約したい場合は、21~30日前に予約しても10%近く節約できるという。いつ予約するかにかかわらず、最も安い宿泊料金が提示されるタイミングは金曜日※であることが多いようだ。
航空券を最も節約して予約できるタイミングについては、3、4週間(21日~30日)前で、週末、特に日曜日に購入するするのがベスト。出発便については木曜日または金曜日を選択することで、10%節約できるという。
レンタカーの予約を行う場合は、14日から20日前を選択すると、5%近く節約できるという。
エクスペディアのPRディレクター、ニスレーネ・アタッシ(Nisreene Atassi)氏は、「注意深く計画し少し調べてみると、夏の旅行計画は多くの米国人にとって手の届くところにある。」と話した。
※2018年5月20日から9月20日までのExpediaにおけるフライト、ホテル、レンタカーの需要データ及び、ARC&Expedia Groupによる 2019 Travel Pricing Outlook report に基づく。
米国人の8割以上が夏の旅行を計画
18歳以上の米国人1千人を対象に実施した今夏の旅行に関するアンケート調査によると、米国人の85%は、5月中旬から9月にかけて少なくとも1回の旅行を計画。残りの15%は旅行をする予定がなく、旅行しない理由として65%が予算をその理由に挙げた。
旅行先としては、アメリカ国内を選択する人が多く、75%はこの夏に国外旅行をする予定はないという。エクスペディアのフライト及びホテルデータによると、この夏の人気旅行地トップ25には、ラスベガスやオーランド、サンディエゴ、ロサンジェルスが含まれる。
また、米国人の多くは、今年の夏、車で移動するか、家族や大切な人と一緒に飛行機で移動することを計画しており、移動に5〜10時間費やすことをいとわないという。