札幌、GoToトラベル新規予約の一時停止へ 北海道が受け入れで早くて月内にも

北海道は 11 月 23 日、政府の旅行需要喚起策「GoToトラベルキャンペーン」の対象について、国からの検討要請を踏まえて、感染が増加している札幌市を中心に GoToトラベルの新規予約を一時的に停止することを認める方針を固めた。日本経済新聞が報じた。

GoToトラベルを巡っては、11 月 20 日に開かれた新型コロナ対策分科会で、「すでにステージ3相当と判断せざるをえない状況に、早晩至る可能性が高い」と指摘したうえで GoToトラベルの運用を見直すよう提言。

菅義偉首相は 11 月 21 日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、GoToトラベルについて感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止する措置を導入すると発表。

西村経済再生担当相は 11 月 22日の NHK 日曜討論で「この何日かで方向性を出し、都道府県知事と連携して対応したい」と述べ、数日中に方向性を示す考えを示していた。

北海道は札幌市を中心とした感染の急拡大を受け、17 日に札幌市を道独自の警戒ステージを「4 相当」に引き上げた。Go Toトラベルについて、鈴木直道知事は GoToトラベルが感染を拡大させている根拠はないとして継続の方針を示していたが、政府の要請を受けて方針を転換した。

 



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