楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社とバケーションレンタルサイト世界大手のHomeAway(ホームアウェイ)は、民泊事業における業務提携に基づくインバウンド強化策を 11 月 14 日より開始したことを明らかにした。
民泊事業におけるインバウンド強化策として、楽天LIFULL STAYは、同社が運営する民泊予約サイトVacation STAY(バケーションステイ)に掲載されている国内の宿泊施設をHomeAwayに供給することで、HomeAway上で予約できるようにした。
さらにHomeAwayは、グローバルで集客できる同社の強みを生かした訪日旅行者向けマーケティングにより、インバウンドの需要拡大につなげる。在庫の獲得から集客、販売まで両社が協力して実施することで、物件オーナーや訪日外国人旅行者向け魅力的なサービスの提供を目指す。
Vacation STAYは、民泊やホテル旅館などの宿泊施設に対応した民泊サイトで、11 月 15 日現在の総登録数は2万5千部屋、うち1万5千部屋以上の宿泊施設を掲載している。一方でHomeAway は、テキサス州のオースティンに本社を置くバケーションレンタル世界大手でグローバルでの集客力に強みを持っている。
楽天 LIFULL STAY とエクスペディアグループ傘下の HomeAway は、2017 年に民泊事業で業務提携しており、今回の発表は本業務提携に基づくインバウンド強化策となる。
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