楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社が運営する民泊仲介サイト「Vacation Stay」の総登録数が2,200件を突破したことが明らかになった。このうち許認可確認済の件数は1,836 件となっている(2018年8月1日時点)。
「Vacation STAY」は、民泊や簡易宿所などを運営するホストと旅行者をつなぐ民泊のマッチングサイトを住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行にあわせて6月15日に開設。
Vacation STAYへの登録が増加している背景には、約9,500万の楽天会員に対して宿泊施設の露出が可能となるのに加えて、Booking.comやAsiaYo、HomeAway、Yanolja、Agodaなど世界各国の民泊予約サイトへの一括掲載と予約受付が可能になる点が挙げられる(※)。
特に強みとなるのが楽天のオンライン総合旅行サイト「楽天トラベル」にもVacation Stay経由で一括掲載と予約受付ができる点だ。
民泊仲介サイト世界最大手のAirbnb(エアービーアンドビー)を含む一般的な民泊仲介サイトには、他のOTAや民泊サイトにも同時掲載されることはなく、別途サイトコントローラーなどを契約し在庫連携するのが一般的であった。
Vacation STAYが登録数を増やす背景には上述したように楽天トラベルをはじめBooking.comなど複数のOTAに掲載して予約受付ができる点にあるようだ。
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▼Vacation stay提携サイト(※)
サービス名 | 主な展開国 | 連携ステータス |
楽天トラベル | 日本 | 調整中 |
Booking.com | 世界70カ国 | 連携済み |
AsiaYo | 台湾 | 2018年6月中予定 |
途家(tujia) | 中国 | 2018年8月中 |
HomeAway | 世界190カ国 | 2018年中 |
Yanolja | 韓国 | 2018年中 |
Agoda | アジア | 調整中 |