民泊仲介サイト大手のAirbnb(エアービーアンドビー)は、オンライン旅行事業やオフショア事業等を手掛けるエボラブルアジア連結子会社のエアトリステイと資本提携を行うことを明らかにした。
6月15日に住宅宿泊事業法が施行され民泊市場のさらなる拡大が見込まれるのにあわせてエアトリステイは第三者割当による新株発行を行い、住宅宿泊事業の準備・運用をサポートするAirbnb公式ワンストップサービスを強化する。
2018年2月にAirbnbとエボラブルアジアはエアトリステイが開始したAirbnbワンストップサービスについて包括的業務提携に関する覚書を締結。ソフトバンクやビックカメラなど複数のソリューションパートナー企業との連携のもとエアトリステイが公式のワンストップサービスを展開。
これまで民泊を行う場合、複数の企業にコンタクトを取りアウトソースを行う必要があったが、エアトリステイのワンストップサービスを利用することで民泊の立ち上げから運用までを一括でアウトソースできる。
エボラブルアジアによると、Airbnbとの資本提携後もエアトリステイはエボラブルアジアの連結子会社を維持し、グループの中核事業となることを目指す。
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