民泊仲介サイト世界大手のAirbnb(エアービーアンドビー)は、アップル(Apple)のiOS12に追加された新機能である「Siriショートカット」に対応する見通しであることがわかった。
Siriショートカットは、特定アプリの操作を音声のショートカットとして設定しておくことで、音声アシスタント機能の「Siri」に話しかけるだけで設定内容を呼び出せる機能。
Appleによると2019年2月にアメリカン航空、持続血糖モニタリングアプリのDexcom、英辞典アプリのMerriam-Webster、フード宅配アプリのCaviarがSiriショートカットをサポートしたと発表。
民泊仲介サイトのAirbnbや補聴器アプリのReSoundなどについては、数か月以内にSiriショートカットをサポートとする方針だ。
Siriショートカットへの対応により、これまでアプリを起動してから複数のタップを経て行わなければならなかった操作が、「Siri」に話かけるだけでこれまでのステップをショートカットして操作できるようになる。
Airbnbでは、宿泊日当日に宿泊先へのナビゲーションや、チェックイン時間、部屋のWi-Fiパスワードなどを、音声ショットカットで呼び出せるようになる見通し。
現在は、Airbnbアプリを開いて、次回の旅行先から、必要な情報までタップでたどり着く必要があったが、「Siriショートカット」を利用すると、これらの情報を瞬時に確認できるようになる。
《関連記事》民泊WiFi 徹底比較でわかるおすすめの民泊WiFi3選 料金・スペック・デメリット