エボラブルアジア、民泊鍵受け渡しのKEY STATIONと業務提携 Airbnbワンストップサービスを強化

オンラインの旅行事業などを手掛けるエボラブルアジアは7月5日、民泊などの鍵を24時間体制で受け渡しするサービスを展開するKEY STATIONと資本業務提携したと発表した。

エボラブルアジア子会社の株式会社エアトリステイと株式会社KEY STATIONは、てAirbnbの「ワンストップサービス」の協力パートナーとして以前より業務提携を行っているが、資本業務提携を通じて連携を強化していく。

民泊を中心としたシェアリングエコノミーでは、利用者と貸し主(オーナー)を結ぶ利用目的物の鍵のスムーズな受け渡し体制が重要だ。KEY STATIONは宿泊施設、貸し会議室、カーシェアリングなどに、24時間体制で鍵の受け渡しをサービスとして提供している。

2017年のインバウンド数は、過去最多を更新する2,869万人を数えた。19年にはラグビーのワールドカップ、20年に東京五輪・パラリンピックなど、世界的なイベントを国内で控える。

エボラブルアジアとKEY STATIONは、今後需要増加が見込まれる民泊や無人ホテルなどで鍵の受け渡し需要が増えることを見込み先手を打つ。

株式会社エボラブルアジア プレスリリースより

 

KEY STATION、現在国内18カ所でサービス展開

KEY STATIONは、株式会社KEY STATIONが運営するAirbnb・民泊向けの鍵受け渡し代行サービス。24時間無人で鍵の受け渡しができるほか、リアルタイムで鍵を管理することができることから利用者が増えている。

国内最大級となる店舗数22店舗を抱え、東京都内には18店舗、大阪市内には4店舗を運営する。

KEY STATIONで鍵を受け取るには、事前に通知されたパスワードをKEY STATIONのKey Box設置店にて入力し鍵を受け取るだけ。鍵の返却の際にも、チェックイン時に入力したパスワードを入力し鍵を元に戻すのみで完了できる。

今回の資本業務提携によりKEY STATIONは、自社システムの積極的な全国展開を予定しており、設置店舗の増加とともに利便性も高まることになりそうだ。

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