【図解】Go To トラベルの利用人泊数 8,282 万人泊も前月から「大幅減」  予算消化額は約 4,842 億円

観光庁は、旅行需要喚起策の「Go To トラベルキャンペーン」について、制度開始から 12 月 15 日までの利用実績を公表し、予算消化額が約 4,842 億円たったことを明らかにした。

予算消化額は、Go To トラベル事業の当初予算 1 兆 1,248 億円(事務委託費等除く)の 43% 。なお、Go To トラベルの予算額は、予算不足を補うため 12 月に予備費から約 3,119 億円の支出が決定しているほか、2020 年度第3次補正予算案では 1 億 311 億円が計上されている。

観光庁が公表した利用実績によると、利用人泊数は少なくとも約 8,282 万人泊。制度開始の 7 月 22 日から 12 月 15 日までの約 5 か月間における推計値で確定値ではない。

予算消化額の内訳は、宿泊・旅行代金の割引で少なくとも約 3,831 億円。地域共通クーポン利用額で少なくとも約 1,011 億円だった。なお、地域共通クーポン利用額は制度開始の 10 月 1 日 ~ 12 月 28 日まで。

7 月 22 日の制度開始から 11 月 30 日までの利用人泊数は少なくとも約 7,722 万人泊。12 月は半月で、560 万人泊の利用があったことになるが、11 月の月間利用人泊数 2,565 泊と比較すると、大幅に落ち込んだことがわかる。

落ち込みの大きな要因は、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う Go To トラベルの一時停止だ。感染が拡大していた札幌市と大阪市は、新型コロナ分科会からの提言等を踏まえ、11 月 24 日から新規または既存に関わらず Go To トラベルの適用を一時停止。

その後、広島市や名古屋市、東京都を目的地とする旅行についても Go To トラベルの運用が一時停止となり、12 月 28 日から Go To トラベルの全国一斉停止が決定した。

Go To トラベルの全国一斉停止は、当初 1 月 11 日までとしていたが、感染拡大地域での緊急事態宣言の再発令を受けて、2 月 7 日まで延長することが決まっている。



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