合同会社蒼い空(東京都中央区:児玉千恵代表)は民泊ホスト・簡易宿所・ゲストハウス向けに、英語版のハウスルール・アクセスマップ・同社オリジナルの築地場外市場エリアガイドマップがセットとなった、英語版おもてなしキット「結(ゆい)ハウスルールパック」のサービス提供開始を発表。8月21日よりオンラインでの申込み受付を開始する。
ハウスルールとは、家電等の備品に関する利用上のルール・ゴミ捨てのルール・騒音に関するルール等、各物件の利用上のルールを記したものとなる。またアクセスマップは単に地図上に物件の位置が記載されているのみならず、コンビニ等のゲストが頻繁に利用する施設も記載。ハウスルール、アクセスマップのいずれも各物件の状況に応じて作成される、オリジナルの内容となる。
築地場外市場エリアガイドマップは、築地場外市場の店舗が販売の食べ物の紹介を中心とした、蒼い空社オリジナルのガイドマップである。
上記の英語版のハウスルール・アクセスマップ・築地場外市場エリアガイドマップの3点がセットとなった「結ハウスルールパック」は、「結オンラインショップ」にて2017年8月21日より申込み受付開始。価格は20,000円(税別)であり、PDFデータで納品されるため、必要量を適宜印刷する等して施設に備え付ける形となる。
”民泊新法”では適切な措置を義務付けられる?
本年6月に国会で可決・成立した住宅宿泊事業法(民泊新法)では、施設の提供者に対して住宅宿泊事業の適正な遂行のための措置(宿泊者の衛生の確保の措置等)を義務付けている。民泊物件では、宿泊者(ゲスト)による騒音・ゴミ捨てが地域住民との間でトラブルとなるケースが発生しており、施設提供者に対し地域住民とのトラブル回避のための措置も義務付けた形となっている。
ハウスルールには施設の使い方・ゴミ捨て等の部屋の利用時のルールが記されており、地域住民とのトラブル回避のための必須のツールと言える。また民泊施設は、旅行者には分かりにくい場所に所在のケースも多く、宿泊先を探すゲストと地域住民でトラブルになるケースも生じている。利便性の高いアクセスマップも、地域住民とのトラブル回避のための必要不可欠なツールと言える。
またオリジナルの築地場外市場マップは、外国人観光客に人気の築地場外市場を分かり易く解説しており、他物件に対する付加価値向上に繋げることができる。
民泊ホスト等にとっては、ゲストと地域住民とのトラブル回避施策は事業継続のために必要不可欠となる。ゲストもハウスルールにより宿泊ルールを文字で明文化されれば、ルールを守って施設を利用するケースが殆どとなる。「結ハウスルールパック」の活用により、民泊事業最大の課題である、地域住民とのトラブル回避が進むことが期待される。