インド発ユニコーンのOYOが世界3位のホテルチェーンに 日本でも3か月で30軒以上の急拡大

ホテル・不動産ユニコーンの Oyo Hotels & Homes(オヨ・ホテル&ホームズ)はこのほど、展開するホテル客室数を85万室に拡大し、客室ベースでホテルチェーンとして世界3位に成長したと発表した。

声明によると、同社は6年間で世界800以上の都市に23,000軒以上の自社ブランドのホテルと85万客室を展開。中国を中心にアジアにおける成長戦略が功を奏した格好だ。

OYOは、2019年4月時点での客室数は、63万6000室で世界第6位だったが、わずか2か月でアコーホテルズ、ウィンダム ホテルズ アンド リゾート(Wyndham Hotels & Resorts)、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)を抜き、第3位へと躍進した。

OYOによれば、この成長は約15億ドル(約1,620億円)の強力なバランスシートに裏付けされている。同社は地域を越えた成長勢力を維持することに注力し、資金のかなりの部分を投資しているという。

OYO Hotels&Homes(オヨ・ホテル&ホームズ)創設者でグループCEOのリテシュ・アガルワル氏は「客室数ベースで第3位のホテルチェーンに成長することができ、お客様や不動産オーナーの皆様のご愛顧と支援に感謝している」と述べた。

また、「過去6年間で、インド、中国、米国、英国の30万人以上の若者に雇用の機会を提供し、今後も世界中のホスピタリティや旅行、観光産業の成長を支援していく」と語った。

OYOの成長は、50万以上の客室数を持つ中国の337都市での成功を筆頭に、300都市に約20万室を抱えるインド、80都市に2万室を有するインドネシア、そしてアジアのほかの地域での盛況に支えられている。

加えて、英国では25都市に85のホテル、米国では40都市に68のホテルを展開しており、これらが同社の成長の原動力となっている。

OYOは今後も「引き続き資金の40%を中国に投資していく。そのうちの1億ドル(約108億円)は顧客体験や品質、システムの改善などのほか、人材育成や能力開発、インフラ開発を促進などに充てる」と述べた。

OYO 140 Top Hotel (神奈川県・横浜市)

 

日本でも OYO ホテルが急拡大 3か月で30軒以上

世界にホテルチェーンを拡大するOYOだが、日本では2019年から「OYO LIFE」を立ち上げ、敷金・礼金・仲介手数料なしで即入居が可能な賃貸サービスを提供し、不動産業界に進出して話題を呼んだ。

2019年4月には、ソフトバンク及びソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)と共同で合弁会社である「OYO Hotels Japan 合同会社」し、ホテル事業への参入を発表。

OYO Hotels Japan の設立で賃貸住宅市場だけではなく、同社の強みであるホテル事業を日本国内でも開始。新会社を通して、ホテルなどの宿泊施設を提供するとともに、パートナーとなるホテル経営者のビジネス拡大を支援する方針を明らかにした。

プレス発表を行った2019年4月時点で、日本国内で宿泊可能な OYO Hotel は、横浜にある「OYO 140 Top Hotel」の1軒のみだったが、楽天トラベルのOYO (オヨ)グループホテル一覧によると、2019年7月15日時点で、32軒まで急拡大していることが Airstair の調べで分かった。

楽天トラベルで確認できる全32軒のうち、半数以上にあたる14軒が京都にあり、OYO Hotel は京都を中心に急拡大している。OYO Hotel は、これまで新しく進出した国で急速に拡大してきた。OYOは、日本でも同様に OYO Hotel の施設数を急速に伸ばすことになりそうだ。

【特集】インド発ユニコーンのOYO(オヨ)、ソフトバンクと日本のホテル事業にも参入



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