ファミリーマートは、民泊仲介の世界最大手のAirbnb(エアービーアンドビー)と業務提携することで合意したと発表した。Airbnbがコンビニエンスストアと業務提携した事例としては国内初めてとなる。
国内17,114店舗を誇るファミリーマートの店舗網を活用することで、Airbnbの宿泊利用者向けの鍵受け渡しサービスや本人確認サービスなどを展開する。
なお業務提携の内容や今後の取り組みについては、5月21日10時30分に東京都豊島区のファミマ本社で開かれる共同記者会見の中で発表する予定。
「民泊×コンビニ」の分野では、すでにセブンイレブンとJTBが共同でフロントデスク24と呼ばれる民泊チェックイン機を整備する計画を発表。東京オリンピックが開催される2020年までに全国1,000店への展開を目指す。
ローソンは、2018年1月から一部店舗で、シェアリングエコノミーや家事代行向けの鍵受け渡しサービスを展開するカナダのベンチャー企業「Keycafe」とともに鍵の保管ボックスを店内に設置。2018年度末までに都市部の店舗を含めて、約100店舗への拡大を目指している。
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